2018年4月12日木曜日

Amazon創業者 ジェフ・ベーゾス: 「転職を決めた僕のマインド・セット」

35歳でアマゾンを上場した直後のベーゾス氏のインタビューです。(動画・英語・和訳付) 「オンラインで本を売る」という誰でもできそうなアイディアをもって、ニューヨークのウォール街をやめて、東海岸から西海岸に移住。 ようやく上場をはたしたものの、既存のブック・ストアー大手や量販店から、訴訟を含めたあの手・この手の嫌がらせを受けていて、会社が将来存続できるのかさえ、よくわからない頃のインタビューです。


この頃は、自他ともにみとめる’オタク’感を一杯だしていて、最近のような落ち着いた、自信に溢れた感じは少しもないところが興味深いです。 アマゾンの事業も成長していますが、ベーゾス氏自身も成長しているのが良くわかります。

 

(動画には参照先のCMが入ります。)
 

◇◇◇ Quote ◇◇◇

The way I made the decision to leave Wall Street  was a

'Regret Minimization Framework'. 

(僕がウォール街を辞めよう思ったのは、

「後悔の最少化フレームワーク」によるものです。)



◇◇◇ In the Context◇◇◇
Now, I’ve heard a lot about your desk.
貴方の机については、色々と聞いていますよ。

It’s a door, 2 x 4.
ドアで出来てます。 2 x 4 インチです。

Come on!
ちょっと、待ってください。

What?
何ですか?

You can afford a better desk than this.
これよりは良い机だって買えるでしょう?

It’s a symbol of spending money on the things that matter to customers and not spending money on things don’t.
これは、お金を顧客にとって大切なことに使い、大切なことには使わない、というシンボルです。

And you don’t need clean carpets. What a…these things on the floor?
だから、床に清潔なカーペットも要らない? この床のものは何ですか?

Well, these are, these are, you know, sticky balls. They are not to say.
あー、これはですね。 スティッキー・ボールです。説明するようなものではないです。

They work. That’s great. Hurry up.
出来ますね。 凄いですね。

ナレーション) Remember, this man is a Titan of our time. A giant.
これが、今の時代のタイタン、巨人です。 

What kind of kid were you?
どのような子供でしたか?

I was a good student. I always worked really hard. I was nerdy.
良い生徒でしたよ。 とてもよく勉強しました。 それと’ オタク’でした。

You were nerdy?
‘オタク’ですか?

I was nerdy. That hasn’t changed.
そう‘オタク’です。 それは変わっていません。

Did you realize it back then?
当時、気が付いていましたか?

My watch updates itself from the atomic clock thirty-six times a day, if that gives you any indication.
僕の時計は原子時計から1日に36回アップデートして自動調整します。これでお分かりですか?

Really?
本当ですか?

I am afraid so.
ええ、そうです。

But you did really well?
でも、大変、よくできましたね。

In school? Yeah. I was always a good student.
学校ですか? ええ、いつも優秀な生徒でした。

ナレーション)  Bezos went to a Montessori school when he was three. By third grade, teachers knew he was gifted. A year later, he started playing with computers. In high he was valedictorian of his graduating class.

ベーゾス氏は3歳でモンテサリー学校に通いました。 3年生までに、先生たちは彼には特別な才能があると分かりました。 1年後には、彼はコンピューターで遊び始めます。 高校では、卒業式に総代を務めました。

Socially?
周りとの付き合いはどうですか?

Socially, I was a little awkward.
つきあいですか? 微妙でした。

I think it would be.
そうでしょうね。

What would put you blind dates?
(友達から相手を紹介してもらう)ブラインド・デートはどうでしたか?

Not until, I didn’t really date much until, like, my last year of college.
ちょっとあまり、大学を卒業する年まで、デートはしませんでした。

Which was where?
それは、どこですか?

Which was at Princeton. Actually, I set up sort of a formal plan to date. I would have all my friends set me up on blind dates. None of them worked out very well.
プリンストンです。 ちゃんとしたデート・プランも作ったんです。 友達の全員に、ブラインド・デートを企画してもらって。 どれ一つ、全く上手くいきませんでした。

Maybe it was his intensity, or it was the way he talks.
もしかしたら、それは彼の激しさのせいかもしれませんし、彼のしゃべり方のせいかもしれません。

Listen to the way he describes his company’s business plan.
彼の会社の事業プランを語る様子です。

We believe that this is a critical category formation time.
今、事業カテゴリーを作り出す、とても重要な時だと思います。

**ナレーション) Bezos uses the same kind of Wall Street wonk talk when he talks and thinks about almost anything, including what he wants out of life.
ベーゾス氏は、何についても、何が欲しいとか、人生で何をしたいとか話すときにも、ウォール街の生真面目そうな話し方をします。**

The way I made the decision to leave Wall Street and do this was, you know, sound geeky to you, but it was a regret minimization framework. So, this is how I actually made it..

僕がウォール街を辞めよう思ったのは、これは変に聞こえるかもしれませんが、それは「後悔の最少化フレームワーク」によるものです。 これが本当に私が辞めた理由です。

So, if I understand it, if I can translate that into English I can deal with, does that mean I want to live my life so that in a few decades from now, I’m not going to regret it?
私が、普通の分かりやすい英語に通訳すると、それは「何十年か後に自分が後悔しない為に、自分の人生を送りたい。」ということですか?

That’s exactly right. I want to have lived my life in such a way that when I’m 80 years old, I’ve minimized the regrets that I have. I think actually a lot of people do that. I think they’d even… if they don’t, you know, call it something as dorky as regret minimization framework. They behave that way anyway. They think that way. And, but 

正にその通りです。 私は人生をそんな風に過ごして、80歳になったら「後悔を最小限にしたぞ。」と思いたいのです。 他の人も、みんなそう思っているとおもいます。 たとえ、何というか、後悔の最少化フレームワークというダサい言い方はしないにしても。 みんな、結局、そうしていると思います。そう感じていると思います。

Feud was not ‘Carpe diem’. It was not whine women and song?
対立語としては、‘今が楽しければいい’ですか? 女性のめそめそした歌のようではない、と。

No, no,no,no. I that,, I don’t go in for ‘Carpe Diem’. I go in for regret minimization framework. Absolutely.
違いますよ。 ‘今が楽しければいい’ではなくて、「後悔の最少化フレームワーク」です。

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