ジョブズ氏は、逆境にあるときほど名言を残します。 今回は、1985年にアップル社から解雇され、新しい会社、NeXTを起業したときの彼の名言を紹介します。
この時、彼は30歳。 従業員は17名。 Apple社を去ったスティーブ・ジョブズに付いてきてくれた人たちです。
失意のどん底にあったであった彼が、再び新しい会社を立ち上げるときの仲間に語った言葉こそ、彼が本当に大切にしていたことだと思います。
◇◇◇◇◇ Quote Start ◇◇◇◇◇
We’re doing this because we have a passion about it.
私達は、そこに情熱があるからやっているのです。
◇◇◇◇◇ In the Context ◇◇◇◇◇
More important than building a product, we
are in the process of architecting a company that will hopefully be much, much
more incredible, the total will be much more incredible in some of its parts.
製品を作りだすよりも大切なこと。 私たちは会社全体をアーキテクトしているところです。それは、もっともっと素晴らしい、パーツ、パーツよりも全体で素晴らしくなります。
And the cumulative effort approximately,
you know, twenty thousand decisions that we’re gonna make over the next two
years are going to define what our company is. And one of the things that
made Apple great as that in early days, it was built from the heart, not by
somebody who came in and said I know how to guide a company, here is what you
do, tatatata….
そしてこれらかの努力が、今後の2年間でする、多分、2万を超える意思決定が 会社を形つくっていきます。 そしてアップル社を立ち上げ期に素晴らしい会社にしたものの一つは、誰かがやってきて、「僕が全部、会社の導き方を知っている。 君はこれをやって、これを、、、 」というのじゃないんです。
We’re doing this because we have a passion
about it. We’re doing this because we really care about the higher educational
process. Not because we want to make a buck. Not because we just want to do it
to do it.
私達は、そこに情熱があるからやっているのです。 私たちは、高等教育のプロセスが大切だと思うからやっているのです。 お金を稼ぎたいからではありません。 これをする為だけの為にだけしているのでもありません。
私達は、そこに情熱があるからやっているのです。 私たちは、高等教育のプロセスが大切だと思うからやっているのです。 お金を稼ぎたいからではありません。 これをする為だけの為にだけしているのでもありません。
= = = = 中略 = = = =
6:18
That is like a bomb run. You don’t change
your target when you’re on the bomb run.
それは、爆撃軌道みたいですね。 爆撃軌道に入ったら、もう目標は変えない。
We’re gonna make it or break it based on
whether we can provide product to higher education and services and
relationship to higher education that no one else provides and I think we ought
to spend 100% of our time thinking about that. And if we can’t do that, then we ought to
go broke
成功か、失敗か、しかありません。高等教育に製品を提供でき、サービスを提供し、他の誰もが提供できなかった関係が構築できるかどうかです。 そのことを考えることに100%の時間を費やさないといけません。 もしできなければ、倒産です。
成功か、失敗か、しかありません。高等教育に製品を提供でき、サービスを提供し、他の誰もが提供できなかった関係が構築できるかどうかです。 そのことを考えることに100%の時間を費やさないといけません。 もしできなければ、倒産です。
◇◇◇◇◇ Quote End ◇◇◇◇◇
ご存知のように、会社としてはこの時立ち上げたNeXT社はうまくいきませんでした。
Steve Jobs氏を破産から救ったのは、たまたま、1986年にジョージ・ルーカス・フィルムがグラフィック・デザイン部門を設立した時に資本参加し、これが Toy Storyを大ヒットさせたからです。 ここで得た利益をもとに、Steve Jobs氏は、潰れそうだったApple社に大株主として復帰します。
そしてCEOになり、アップルを再び成長軌道に乗せるのですが、2001年、 それまでのMac OSを、NeXT社が開発したプラットホーム、OS Xに置き換えます。
このOS Xが、アップル社がiPhoneやiPadの開発を成功させる原動力となりました。
Steve Jobs氏が、スタンフォード大学の卒業式の祝辞で 「ドットは前を向いては繋げられない。 振り返った時にドットは繋がっている。」と言った のは、このNeXT社のOS開発も大きな影響があったことでしょう。 NeXT社自身はうまくいきませんでしたが、それがアップル社を再び躍進させることになるなど、彼自身も思いもしなかったことでしょう。
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