2018年5月12日土曜日

フェイスブックの女性 COO(最高執行責任者)が貰った大切なキャリア・アドバイス:シェリル・サンドバーグ

フェイスブックの女性の最高執行責任者(COO)として活躍するシェリル・サンドバーグ氏 (1969年生まれ) が、当時のGoogle社CEO、エリック・シュミット氏からもらった、彼女が最も大切にしているキャリア・アドバイスを語っていますので、本人動画・英語・日本語訳で紹介します。


シェリル・サンドバーグ氏が最高執行責任者(COO)を務めるフェイスブックは、創業者のマーク・ザッカーバーグ氏がプロダクト開発を主にみているのに対し、営業面や会社の運営は、彼女が責任を持っています。 


彼女は、ハーバード・ビジネス・スクールを主席で卒業した後、ビル・クリントン政権下の米国財務省で勤務.。その後、2001年にGoogle社に入社。グローバル・セールスの責任者を務めた後、2008年にマーク・ザッカーバーグ氏にフェイスブックに引き抜かれます。


そして、当時、利益の出ていなかったフェイスブック社を、2010年に黒字化することに大きく貢献しました。男性優位が指摘されるシリコン・バレーで、最も成功している女性経営者の一人として注目されている女性です。 彼女は、「女性がもっと企業経営の高級マネージメントにつくべき。」という積極的な運動家としても知られています。 






(このサムネイルは少し酷すぎるので、写真を追加です。 とてもチャーミングな方ですよ。)




◇◇◇Quote◇◇◇
 
“Go for growth. Growth moves everyone up.
It's growing. It works.”
 
“成長を求めなさい。 成長すれば、みんなが上にいけます。
成長しているからです。 それで上手くいきます。” 



◇◇◇In the Context◇◇◇



I do believe that women don't take enough risk. Not every woman. Certainly some do, but same thing. The men are just foot on the gas pedal career, motivated. The data shows very clearly that at every stage starting in college, in the high educated part of our workforce, men are more ambitious than women. And I really believe we're not gonna close the achievement gap until we close the ambition gap.

私は女性が充分なリスクをとっていないと思っています。 全員ではありません。 勿論、何人かはとっています。 でも同じことです。 男性の方が、キャリアに対して強い動機を持っていますし、常にアクセルに足を置いています。 大学をはじめとして、高等教育を必要とする職場環境などでは、全ての段階で男性の方が女性よりも高い目標をもっていることが、データが証明されています。 そして、この高い目標のギャップを埋めない限り成功のギャップは埋められないと、私は本当に思います。


And so, the ambition gap has to do with risk.  I think the most common mistake I see people make, and men make this mistake too, but women do a lot, is they're too worried about the upward trajectory and not worried enough about growth.

そして高い目標をもつことは、リスクと関係しています。 多くの人が間違えていると私が思っているのは、勿論、この間違いは男性もしますが、女性が多くするのが、皆さんが、ランクの上昇に気を付け過ぎていて、成長ということに充分な注意を向けていないことです。


So, the two corporate jobs I've taken, I went from Treasury to Google and I went from Google to Facebook had one thing in common, which is that they were more junior, other people's words, not mine, than other jobs I was offered when I went to Google. Google was like 250 people. I was gonna be a business unit general manager except there were no business units. Susan Wojcicki is here. She helped recruit me. This was the non-job of all time. I mean there was no job there and I was offered like senior sounding, more senior roles at more established companies.

私は2つの仕事につきました。 一つは、財務省からGoogleに、次に、GoogleからFacebookに転職しましたが、共通しているのは、その時の仕事は、これは私の言葉ではなく、他の人の表現ですが、Googleに入社した時は、それらの仕事は、他からもらった“もっと高級幹部の仕事”のオファーよりも、“もっと低いレベルの仕事” だった、ということです。 

Googleは当時250人位の会社でした。 そして、私はビジネス・ユニットのジェネラル・マネージャとなりました。 でも、当時、ビジネス・ユニットなんて無かったのです。スーザン、ウォジッキさんがここにいますが、彼女が私の採用を働きかけてくれましたが、一日仕事があるジョブなんてなかったのです。 つまり、しっかりした仕事なんて無かったのです。 もっと高級なマネージメントの仕事のオファーが、もっと大企業からあったのに、です。


But I really believed in what Google was doing. And Eric Schmidt gave me great career advice. He said “Go for growth. Growth moves everyone up. It's growing. It works.” And so, I went to a smaller company with a very more junior less defined job, you know, when I came out of Google it seems obvious now to come to Facebook. But at the time a lot of people asked me. Right? You remember this? What are you doing? You're going to work for a 23-year-old? You know, no one knows that Facebook's gonna be the next, you know, MySpace or Friendster like and “you're not CEO. You could be CEO somewhere else.”

でも、私はGoogleがやっていることを信じていました。 エリック・シュミットが素晴らしいキャリア・アドバイスをくれました。 それは、“成長を求めなさい。 成長すれば、みんなが上にいけます。 成長しているからです。 それで上手くいきます。”  それで私は、もっと小さい会社の、もっと低レベルの、はっきりしていない仕事に転職しました。Googleから転職してフェイスブックに移った時は、今では明らかですが。当時、多くの人が言いました。 覚えているでしょう? “何やってるの?” “23歳のこのところで働くの?” 当時、誰もフェイスブックが、次のマイスペースやフレンドスターになるとは思いもしませんでしたし、”CEOじゃないんでしょう? もっと他のところでCEOにだって成れるのに。。。”、と


And what I saw was something that mattered Facebook mattered. That's authentic identity and an opportunity for growth. And so, at each stage I've cared less about my level. I kind of think it's silly. Then I have cared about the underlying growth. And I do think this is really important for everyone to know, particularly women.

でも、私はフェイスブックがしていることに意義があると思ったのです。 しっかりしたアイデンディティーと成長の機会もありました。 だから、私はどの段階でも、私の仕事の職位に、あまり注意はしませんでした。 それは馬鹿げていると思いました。 むしろ、成長の可能性を重要視しました。 これは皆さんが知っておいた方が良い重要な点だと思います。特に、女性には。

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