米国に留学していたり勤務していたりすると、現地のドル口座から日本に送金したいという場合が必ずありますね。 又、米国から日本に本帰国するような場合には、送金金額も数百万円になることが多いですから、為替や手数料もバカになりません。
今回は、どの手段で送金するのが最も便利でお得なのか、比較してみます。
1. 外資系銀行からの送金
1) Bank of Americaからの送金
着金までの日数: 2日程度
(ドルで送金)
手数料 : $45
(円に交換して送金)
手数料 :$35
為替レート :送金時に確定
では、いくらのレートを使うのか見てみます。
銀行口座のオンライン画面からログインすると、以下のような送信先情報の入力を求められるので
どんどん入れていきます。
Step 1: 振込先口座番号の登録
振込先金融機関を特定する時に、Swiftコード(世界で統一の金融機関を特定する番号)を調べておくと、すぐに銀行が特定できるので便利です。
送金先情報入力の時点で、自分の口座カード情報の入力が求められます。
カードには有効期限がありますから、日本に本帰国後、いつまでこの手続で送金できるかは
注意が必要ですね。
これでVerify(認証)してもらって、振り込み先情報登録の終了です。
Step 2: 振込手続
上で記載したように、ドルでも送金できますし、円でも送金できます。
振込額を JPY 100,000 - と指定した場合
Transfer Amount | $932.31 |
Transfer Fees | +$35.00 |
Total | $967.31 |
Exchange Rate: US $1.00 = 107.26 JPY | |
Transfer Amount | 100,000.00 JPY |
Other Fees * | -0.00 JPY |
Total to Recipient | 100,000.00 JPY |
振込額を USD 1,000 - と指定した場合。
Transfer Amount | $1,000.00 |
Transfer Fees | +$35.00 |
Total | $1,035.00 |
Exchange Rate: US $1.00 = 107.26 JPY | |
Transfer Amount | 107,260.00 JPY |
Other Fees * | -0.00 JPY |
Total to Recipient | 107,260.00 JPY |
さて、このレートは良いのか悪いのか?
2018年7月6日の各行表示レートは
◆Yahoo! Finance
1 USD =110.46 JPY
◆ SUMITOMO MITSUI BANKING CORPORATION ◆ 三菱UFJ
T.T.S 111.73 T.T.B 109.73 CASH(SELLING 113.73 BUYING 107.73)
ですから、イメージとしては、銀行に現金でドルを円に換金しにいったイメージでしょうか。
悪くはないようです。まあ、どこか一行が突出して別のレートを提示するとも考えられませんから、
当たり前と言えば、当たり前ですね。
さて、問題なのが、1,000ドル以上の送金では、以下の手続を求められました。
*SafePass is required for transfers over $1,000.00.
上記の手続で送金できるのは、$1,000.00- までです。
この上限金額は、セキュリティー上の安心感はありますが、実際には、少なすぎますね。
店頭で手続きをすれば上限はなくなって、1回の振り込みで$45の手数料は変わりませんから、
何回も少額で送金をするよりもお得ではあります。
でも、店頭に行くのも面倒ですね。
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